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昨日のドル円は106.70円付近まで上昇し、107円を目指すかと思われましたが、ADP雇用統計の悪化を受け、結局ドルが売られて引けています。
さて、本日はECB(欧州中銀)が政策金利を発表しますが、先日のECB理事会でトリシェ総裁は明確な利上げを示唆していることから、本日のECBでは0.25%の利上げは規定路線となっています。
問題は、さらに利上げが続くのか?
ということになります。
今週初めに発表された欧州の消費者物価指数(CPI)をみると、前年比で+4.0%の伸びと、ここ数ヶ月の上昇は目を見張るものがあります。
4.0%の伸びでは完全にECBのインフレターゲットの上限を超えていることから、ECBが次回、もしくは今後の追加利上げを示唆する可能性は十二分にあるでしょう。
となると、ユーロの上昇は免れそうにありません。
問題があるとすれば、ドル安です。
ドル安がインフレを加速させているとして、米当局もドル安への口先介入を続けています。
ECBが利上げをすることはさらなるドル安を招くことになりかねず、本日のECBにて追加利上げ発言を自重する可能性もあり、予断を許さないでしょう。
追加利上げ発言がないようであれば、やや失望のユーロ売りという結果につながりそうです。
が、本日はトリシェ総裁の発言直前に、米国雇用統計という一大イベントが発表されます。(明日は米国独立記念日で米国休場のため)
ということで、トリシェ総裁がどう発言しようが、雇用統計発表で受けた流れをそのままECBでも引き継ぐことになりそうです。
つまり、雇用統計で
ドル安反応→ECBでユーロ一段高(トリシェ総裁発言のいいとこどり)
ドル高反応→ECBでユーロ一段安
といった具合に、雇用統計の内容次第といったイメージをもっています。
さらに、23:00にはISM非製造業指数があり、本日はとんでもない動きになりそうな予感です。
問題の雇用統計ですが、前月比−6万人、失業率5.4%となっており、まだまだ雇用情勢の回復には至らなそうです。
先日のISM製造業指数のようにサプライズがあれば別ですが、現状市場がドル安に傾きつつあるので、ドルにとっては厳しい雇用統計&ECBとなるのではないかとみています。
では、本日大きな動きが予想されるユーロドルをチェックしてみましょう。
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